■

真ん中誕生会。
多摩川台公園で遊ぶことに。
その前に川原で。
手始めに木登りをし次にダンボールで土手を滑り降りご飯を食べたり菓子を食べたりしながら
木陰でミニパーティをしリッツを持ってこなかったことを軽く後悔しながら
最後にプレゼントをもらう。
21も終わる頃に斬新な過ごし方だと思いつつとめられなくて
トンボを眺める集団。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

多摩川台公園でアイスを食べていたら何やら足がかゆい
尋常じゃなくかゆい　
下を向くとサンダルでむき出しの素足に大量の蚊ども
急いでその場を離れかゆいので座り込むと
ひい　ふう　みい・・・・・・・・
両足の甲計15箇所の刺され跡　
狂ったように爪をたてかきむしっている間にも二の腕　首筋　足首とプラス8箇所
どうして胸を刺さない　などと言っている場合ではなく一か所をかけば二か所増える始末
あげくデコにまで　　　しまったこれは吹き出物だった。爪を立ててはいけない
時既に遅し。
渋谷に戻りよくいく店で夕飯をとる

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

帰ろうと改札に向かう手前でハアハア息を切らした女に足を止められる。
あまりに慌てているので何か落としたかとキョトンと見ていると
「・・・ん・・すか？」
よく聞こえない　ああ道を聞きたいのかな　と思いもう一度聞くと
「この服どこで買ったんですか？」
え？
「どこに住んでるんですか？この服どこで買ったんですか？あ、あたしは
　○○大学の4年生なんですけど、いつもどんなとこで服かうんですか？
　これいいですね。いいですね。あー知ってますそこ！
　あたしよく渋谷とか原宿とかくるんですけど、
　カフェとかよくいきますか？いいとこないですか？え？！今いってきたんですか？！
　どこですか、それどこですか。あたし将来カフェを開きたいんです。
　え！学校のそばにいっぱいあるんですか？！友達になりませんか？！
　ハアハア　2.3時間でも今度お茶しましょうよ！
　番号おしえてよ！！」
ポリス！！ママン！！
いきなり散々質問を浴びせられ聞いてもいない自分の身の上を話し出し
挙げ句の果てに誰に似てるかと聞かれファービーと答えたら
大笑いされる始末
なんだこれは　　夢か幻か妖精の仕業か
携帯をうちながら歩いていたときの出来事だったのでぶっ壊れているとも持ってないとも言えず
アドレスだけ・・・アドレスだけなら大丈夫と混乱する頭の中で無理矢理思い
プロフィールを見せたところ（口頭でアドレスを言えない程動揺していた）当然上の電話番号まで控えられてしまった
ヤヴァイ　悪用される　誰か・・・とかなり慌てていたら
自分の身分を詳しく話だし怪しくないことを証明した上でアドレスと番号を送っててきた
よし　相手の番号も分かれば大丈夫か

そんなわけない
そして彼女は笑顔で走り去って行った